メニエール病とは、一体何の病気なのでしょうか?
症状としては、「めまい」や「耳鳴り」などが上げられますが、原因は内リンパ水腫が出来ることにより発症します。
メニエール病という病名についての由来についてですが、メニエール(仏)という耳鼻科の先生が、三病状(めまい・耳鳴り・難聴)を伴って発症する疾患を公表しました。
そんな経緯があり、この疾患の病名を、公表した医師の名前から名づけるかたちで、「メニエール病」とされました。
内リンパ水腫とは、内耳という部位にある内リンパ液がいわゆる水腫れのような状態になることを指します。
内リンパ水腫の発生のメカニズムは、現在のところわかっていないのが現状です。
しかし、ストレスや睡眠不足などが増えたり、継続したりすると、内リンパ水腫の発生頻度が高くなるようです。
したがって、メニエール病にもかかりやすくなってしまします。
メニエール病にかかりやすいのは、30~50代の女性のようですが、原因はよく解っていません。
症状としては、次のようなものがあげられます。
めまい・耳鳴り・難聴、その他、嘔吐、耳閉塞感等々
そして、メニエール病の特徴的なことは、投薬などにより、症状は次第に沈静化していきますが、再び症状がおこることです。
日常生活が送れないくらいに症状がひどくなるというケースもあるようです。
万一、メニエール病を疑うような症状が出た場合は、とにかく落ち着いて、安静を保つことが重要です。
その後、耳鼻科の医師の診察を受け、薬の処方などをしてもらうようにしましょう。